頭に貝殻と藻が付いてた話


突然ですが‥船って時間が経てば経つほど、あることが原因で性能が落ちるのだそう。それは、船底に貝が藻みたいなのがくっついてしまうことなのだとか。そのため、定期的に掃除することが燃費を効率をあげる必要があるらしい。

 

これは、司馬遼太郎さんの日露戦争をモチーフにした『坂の上の雲』の何巻かでの話。(笑)確かこの話の意図としては、人間も知らない間に思考にも貝や藻がくっついてしまってる(古くなってしまっている)といった内容だったと思う。(それか旧式の考え方をしている人を一掃して辞めさせた時の話だったかな‥)

 

古くなっていることに気づいていない

 

こと、人間の場合は、特に厄介ですよね。船自身は船底が見えないように、人間の思考もいつの間に気づかないうちに古くなっていたり、使える方法や考え方が陳腐化してたり‥

 

失敗の本質っていう日本軍がなぜ敗けたのか徹底的に分析した面白い本があるのですが。その失敗の原因の1つに陸軍は西南戦争の時の成功体験、海軍は日露戦争の成功体験を中々捨てられなくて、若い人の意見が反映されなかったことが挙げられていました。

 

例えば、戦い方が技術革新で劇的に変わっているのに、若い軍人が進言してもそれを過去の元勲(上官)みたいな人がことごとく拒否してたっていうことらしいんですよ。成功体験って必要かと思えば、過度なものはあんまり良くないんでしょうね〜。

 

若い人の方が詳しい?

 

なぜ、この話をしてるかと言うと、たまたま昨日飲んでた方がその話(日露戦争とか太平洋戦争の話じゃなくて笑)をしてたんですよね。今まで、何千人も採用活動もしているらしく、そうした経緯もあって仰ってたのが

 

「若い人の方が詳しいから尊敬している」

 

ということ。(昨日は、めちゃめちゃ酔っ払ってたので、内容合ってるかな〜(笑))その人はめっちゃ仕事ができる方でいわゆるトップセールスだったりするのですが、そんな人がこんなことを言ってるのは半端ないなと思いました。というか隙がない(笑)

 

多分自分がトップセールスだったり、事業をいろいろと興してきたりした相当自信があったりしたら、若い人の話なんか聞かないと思うんですよね。お前何もしたことないやろってなりそう(笑)

 

どちらかというと上手くいっている人や苦労や経験年数が長い方の話の方が有益であると思ってしがいがちじゃないですか?僕だけかな‥。まぁ結論、この人は半端ないなって思いました。そして、その方が言ってたのが「詳しいし、尊敬してるけど俺は絶対追い抜く」と。もう最強ですよね(笑)

 

「時間」がある人が強い時代

 

これが、農業とかしてた時代なら年寄りの意見が有益だと思うんですよね。春夏秋冬といった円環した社会ならば、経験を重ねる方が強い。長老みたいな人ほどが日照りの時の対処法だったり、村のお祭のルールとか知っているために社会での影響力は高いですよね。

 

でも、ホリエモンの多動力とかを編集した箕輪厚介さんによれば、「ちょっと昔までは年を取らないと人脈だったり、資本だったりが手に入らない時代だったけど、それも徐々に技術によって解放されつつある。ちょっとツイッターなんかを使えば、有名人に直接アクセスできるし、資金も容易に集めれる手段もある。だから、今後は時間がある人々である若い人の時代になる」とのこと。

 

なるほどですよね。でも、これは若い人総じてではなくて、若くて能力のある人限定ってところですよね(笑)ちょっと前に中田敦彦さんの講演会に行ったのですが、その中でアナログのクラウドファンディングをしている高校生の話があったけど、できる人は圧倒的に先に行ってしまって、そうではない人との差が激しくなるんだろうなぁ。(私はできる人ではないので、遠い眼差しです…笑)

 

思えば、昨日飲んでた人もほんと容姿も感覚も若かったなぁ。(個人的な話ですが、最近は、めっちゃ年上に見られます‥。から知らぬ間に、見えない貝や藻が頭についてるのかも‥)

 

なので、新しいから付いていけないじゃないじゃなくて、もっと好奇心を持って若い人の話を聞けるようになろう。というか、そもそも人の話をさえぎらず、聞けるようになろう。(笑)

 

でも、若いから年寄りだからとも関係なく、まずはその人を自信を尊敬してから何かを学べないかって姿勢がないと始まらない気がします。戒めもこめて…